志翔会

今日は(といっても、すでに昨日ですが)、『志翔会』に参加させていただきました。

志翔会とは、パソナソーシングの野村社長が主宰されている会で、毎月1回、いろいろなテーマで、勉強会、懇親会が行われている、各業界で活躍されている経営者の皆様で構成されている、とっても素敵な会です。

今回は、約50名の方々が参加されてました。

野村社長には、毎月行われている、異業種交流会というか、飲み会というか、その会で、いつも大変お世話になっておりまして、先日お会いした際に、お誘いをいただき、本日、初めて、参加をさせていただきました。

本日のテーマは、「宝塚歌劇団の歩み」で、講師は、花組みのトップスターだった、甲にしきの芸名で有名な、小川甲子さん。現在は、東京宝塚劇場の支配人をされておられます。

私自身、宝塚とは、あまり縁遠い人生を送ってきましたが、お話を聞いて、いろいろな意味で、是非一度、実際の舞台を見に行きたいと思いました。

いろいろな意味というのは、ショーが素晴らしいというのはもちろんですが、まずはそこにかかわっている方々の宝塚へのい思いが強く、今風な言い回しをすると、ビジョンが完全に共有されている凄さとでもいうのでしょうか。そして、もうひとつは、ビジネスという観点から、とても計算されつくした、ブランディング戦略、プロモーション戦略に、とても、興味を持ちました。

東京宝塚劇場は、2000年にオープンして依頼、稼働率(観客動員率)が、常に100%を超えているそうです。(ちょっと疑問におもたのが、100%を超えるというのは、立ち見がでる?ということなんでしょうか)とにかく、普通では、絶対に考えられない、驚きの数字です!!!ちなみに、年間動員数は、合計で250万人もいらっしゃるそうです。

ポイントとしては、宝塚には、友の会という有料のファンクラブがあり、全国で7万人の会員で構成されている(男性8%、女性92%、平均年齢42歳前後というのも驚きの分布ですが。。。)そうですが、まずは、友の会メンバーが、チケットの先行予約の権利を与えられ、その後、一般向けに先行予約が開始されるという、ファンを中心に、販売戦略が練られている点、そして、よくほかの演劇ではありがちな、ロングラン公演は、一切しないという徹底したポリシー。これは、年間スケジュールが決まっていて、そこを逃すと、二度と観ることができないというプレッシャーをあたえ、チケットの売れ行きにとてもよい効果をもたらしているのではないかと思いました。

後援の後、懇親会で、甲さんとも直接お話をすることもでき、とても有意義で、刺激的な時間をすごさせていただくことができました。

ご参加いただかれている志翔会のメンバーの方々も、そうそうたるかたがたで、私などは、本当に若輩者の、ペーのぺーという感じでした。

でも、皆様、とても気さくな方たちばかりで、快く受け入れていただいたおかげで、いろんな話をお聞きすることが出来、本当に為になりました。

宝塚。。。やはり、ブランディング戦略がとても上手く、ビジョンや思い、イメージの共有が、びっくりするほど出来ている、そんな印象を強く覚えました。

また、機会があれば、是非、参加させていただきたいと思ってます。

>野村社長
是非、また、お誘いいただければ幸いです。

う~ん、今日も、楽しい一日でした。

それでは、おやすみなさい。