今日の日経に、
『検索履歴などを分析し広告
~ヤフー、サイバーエージェントが新手法~』
という記事が掲載されていた。
いわゆる『行動ターゲティング広告』である。
簡単に説明をすると、その人個人が、どのような検索ワードを入力し、実際にどのようなサイトを閲覧したか、というような行動内容を記録・蓄積し、趣味趣向を分析した上で、その人が興味を持ちそうな広告主をマッチングさせ、表示する…というもの。
個人情報を入力しない限り、パソコンのcookieという機能を利用するため、パソコン単位で、行動が記録されるが、ひとたび個人情報を入力すると、これまで記録されていた行動が、完全に個人と結び付けられることになる。
サイト管理者へ、行動が全て筒抜けとなってしまうため、拒絶反応を起こすユーザーも増えるのではないか。
一番怖いのが、知らない間に、情報を取られているということ。
この辺の折り合いをどうつけるかが、今後の課題になりそうですね。
何はともあれ、今後、主力の広告手法となっていくことは間違いなさそうです。
広告主にとっては、費用対効果の高い広告が増え、いい事づくしですが、いちネットユーザーとしては、住みにくいネット社会になりつつあり、なんとも微妙な感じがいたします(笑)
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