2010年の目標

新年あけましておめでとうございます。

本年も、どうぞ、よろしくお願いいたします!

当社は本日が仕事始め。年頭のあいさつということで、今朝スタッフのみんなに話した今年の抱負を、ブログにポストしておこうと思います。

今年は「実り」と「挑戦」をキーワードに成長をする一年にします。

まず「実り」について。

成長とは、種をまき、水をやり、肥料をやり、やがて芽が出て、花をさかせ、実をみのらせるものだとおもいます。

昨年は、内部体制などの体質改善をしっかりとおこなえ、新規事業ADTUNEがスタートし、あし@も収益化に向かうためのリニューアルの着手を開始した年でもありました。

成長の段階におきかえると、種をまき、水をやり、肥料をやるところまでをしっかりとできた年。

今年は、しっかりと芽をださせ、花をさかせ、実をみのらせる、そんな年にしたいとおもいます。

具体的には

メディア事業部では、あし@の収益化

戦略開発事業部では、ADTUNEの規模と収益の拡大

レジまぐ事業では、事業の単月黒字化

この3点をしっかりと実らせたいとおもいます。

事業ははじめるだけであれば、比較的だれでもできますが、収益をあげてこそ、実りの喜びを分かち合えるもの。今年は、年末に、しっかりと実がみのったことを皆で喜びあえる、そんな一年にします。

「挑戦」という点においては、まず、今年は、国内のインターネット業界で、とても大きな変化が起こる年だと個人的には考えています。

インターネット業界といえば、いままでは、無料のメディアをつくり、トラフィックをあつめ、企業に広告を出してもらい収益を上げるというモデルがスタンダードでしたが、今年は新しいビジネスモデルがうねりとともに勢いよく立ちあがり、ひとつのネットビジネスのスタンダードになる元年になるのではないかと思います。

それは、ソーシャルアプリとアイテム課金というビジネスモデル。昨年、mixiアプリのオープン化がスタートし、すでに多くの企業が参入、数週間で数百万人の利用者を獲得するサービスが出るなどすごい勢いで成長を遂げています。また、今年、モバゲーのゲームのオープン化が本格的に始動しはじめ、1月から順次、オープン化を利用したゲームが提供されはじめ、3月に全面公開がなされる予定となっており、このあたりから、アイテム課金型のソーシャルアプリを展開する企業が早いスピードで増殖し始めるのではないかと思います。

無料で提供する収益源を「広告」にたよるモデルがスタンダードだったネット業界に、ソーシャルアプリ、アイテム課金という収益モデルがはいることで、「広告のないメディア」というものも沢山でてくるのではないかと予測されます。集客は無料のメディア、ソーシャルアプリで行い、一部の人がアイテムなどで課金をすることで収益があげられるモデルが成り立つと、同じようなサービスを提供していても「広告の入るメディア」と「広告の入らないメディア」では、コンシューマーは当然「広告の入らないメディア」を選択することになり、広告で生計をたてているメディアが太刀打ちできなくなるという可能性もでてくるのではないかとおもいます。

インターネットに軸足をおいている当社としては、その変化に対応できないと、ネット企業として遅れをとってしまう可能性も大きいため、すでに少し遅いかもしれませんが、そこへのアプローチもしっかりと行っていきたいと思います。

少し前置きがながくなりましたが、「挑戦」という点では、これまで当社ではなかった、ソーシャルアプリやソーシャルゲーム、mixiやモバゲーのオープンプラットフォームへの参加を行い、ソーシャルアプリとは何ぞや、アイテム課金はどういう仕組みで、どういったユーザーが、といういう心境、タイミングで課金を行うのか、それぐらいの規模になるとブレークイーブンに達するのかなど、ビジネスモデルをしっかりと研究し、そこへのアプローチを行うチームを編成、内容は全社で共有する仕組みをつくり、新しいサービスや、既存サービスの成長を描くうえで、しっかりと参考にできるようにし、また、年内には、ソーシャルアプリやゲームの分野で、しっかりとなにがしかのサービスを最低1つ提供できているようにしようと考えてます。

「最先端の技術とアイデアで世界をあっといわせる!」企業、メディアインデックスの2010年は、「実り」と「挑戦」をキーワードに走りぬいていきたいと思います。

今年も、そんなメディアインデックスを、どうぞ、よろしくお願いいたします。

> スタッフへ

今年もみんなにとって素敵な年になるよう、一緒に楽しみながら走り抜けましょう!

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